馬の余生について
馬も人間も同じ生き物です。馬が年老いたり、怪我をしたり、競走馬のようにタイムが遅いからといったような理由で処分されているのが現状です。
私達は馬も人間と同様に最期まで面倒をみるお手伝いをしています。
このスエトシ牧場には現在90頭近くの馬が飼育されていますが半数の馬が馬の仕事を引退して余生をのんびり過ごしています。
昼間は放牧場で仲間達と遊んでのんびり過ごします。 週末の休みにはオーナーさんたちが牧場内の宿泊施設に泊まられ手入れを念入りにしてくれたり、騎乗が可能な馬には乗って運動もさせてくれます。
夕方にはまた自分の厩舎に戻って夕飼いを食べて一日が終わります。
1頭の預託料は月間70,000円(税別)いただいております。 これには餌代、放牧代、馬の身の回りの世話代などが含まれております。
1頭の馬に対して何人ものオーナーがいてもかまいません。例えば6人の有志が集まればお一人一ケ月1万円ちょっとですみます。
もしお好きな競走馬がいて引き取りたいというお気持ちがあれば競馬関係者に連絡して引き取る事も可能です。
馬という生き物は人間の娯楽のために産まれてきて、途中で走らなかったり、稼がない馬は殺されているのが現状です。
人間同様、最期まで面倒を看てあげませんか? もし私達の思いに賛同された方はぜひ1頭でも助けてあげてください。